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気付かぬ者

ここ数週間ご無沙汰してました。
春ということで環境も変わり、別ジャンルにきゅんと来たりサイト名通りに浮気してたりしてました。
トッズにばれたらヤバいですね。

久しぶりにかもかてやりましたが、やっぱりヴァイル好きだなぁ。
みんな好きだけどヴァイルは私にとって特別な存在なのです。

ということでヴァイル憎悪verB後。ユリリエの裏切りがまだ? あー聞こえない聞こえない。
女ヴァイルと男レハトで、監禁されてから五、六年ぐらい経ってる。
割とヴァイルの好愛が高くなってる。レハトさんが諦めムード漂ってる。


「レハト、この子、またお腹蹴ったよ」

 嬉しそうにヴァイルはくすくすと笑いながら、大きくなってきたお腹を擦る。僕がそんな彼女を見つめていると、彼女は笑うのを止めて「何?」と睨み付けてくる。といっても彼女の容姿が可愛いからダメなのか――それとも彼女を愛しているからなのか、その睨み付けが拗ねているようにしか見えない。僕は微笑みながら言った。

「随分と嬉しそうだね、と思っただけだよ」
「……は? 嬉しいわけないじゃん。馬鹿じゃないの」
「そう? 僕にはそう思えたんだけど」
「レハトって馬鹿? 妊娠してから体は重いし頭は痛いしで辛いんだけど」
「そうなんだ。僕は全然感じないから分からないよ。でも、きっと相手には伝わってる」

 そう言ってにこりと笑いかけてみせると、彼女は気まずそうに視線を下げる。腹を撫ぜていた手も止まり、彼女は何か考えているような面持ちだ。

「きっと、ヴァイルとその人の子どもは可愛いんだろうね」
「……当たり前、だよ。可愛いに決まってる、そう……可愛い」

 力なくヴァイルはそう告げると再び腹を撫でる。
 僕は彼女から視線を逸らし、ベッドに潜り込む。僕の体は、彼女に監禁されてからやけに著しくなかった。ふとした瞬間に意識が途切れてしまったり、夢遊病の気でもあるのか、散々部屋が荒らされていたり、かなり自分が可笑しくなっていると感じている。最近では体が重く、やけに頭が痛い時もあり、一瞬だけ産みの繋がりかと思った時がある。でも、良く考えたら僕は彼女とそのような行為はしていないから、完全に体調不良なのだろう。もしかしたら外部の誰かが食事に毒を入れているのかもしれない。
 まぁ、今の僕に出来るのは、時々こうして訪れるヴァイルの話し相手になることだ。前まで来てくれていたリリアノは神の国へ迎えられてしまったし、彼女以外に僕の元へ来るのは侍従ぐらいだ。

「……あの、レハト」
「何?」
「レハト、最近体調悪くなったりとかしてない? ほら、頭痛とか……」
「してないよ。……心配してくれてありがとう」
「……そっか。うん、そうだよね」

 ヴァイルは何故か残念そうにそう呟くと「もういくね」と言って部屋を出て行ってしまった。珍しい。いつもなら侍従に呼ばれるまで居座っているのに。彼女も母親となりつつある今、変わってきているのだろうか。
 それが良い。新しい家庭を築き、僕に執着していないで子どもと共に幸せになればいい。きっとそれがヴァイルの望む幸せになる。そうなれば僕も晴れて自由の身になるかもしれない。でも、やっぱり寂しい。彼女ばかり変わって、僕は未だに子どもの時のままだ。体だけ大きくなって、中身は変わらない。世界は変わりつつあるというのに。
 窓辺へ視線を遣れば、どこまでも澄んだ青い月が見えた。


―――――――――――――
こっそり裏話。
ヴァイルさんの子供は言わずもがなレハトさんの子。
睡眠薬で眠らせている内にこっそり……という、それ何ていうエロゲ(

ヴァイルさんは子供を機に正式にレハトと婚約したいが、五年前の確執により素直になれないまま現在に至る。

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サイト名の通り、色んなキャラに浮気しまくってます。基本SS(と呼んでいいか分からない文)書いて満足してます。矛盾・誤字などがありましたら報告して下さると嬉しいです。

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